敏感肌は乾燥が原因?乾燥による敏感肌トラブルとスキンケア|敏感肌スキンケアまとめ

皮膚科医監修:敏感肌ケア

【皮膚科医監修】
敏感肌も乾燥が原因?敏感肌スキンケアと乾燥

監修医紹介

高輪皮膚科・形成外科 院長 小林しのぶ先生

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敏感肌

肌が敏感になってしまう原因にはさまざまありますが、乾燥も敏感肌をつくりだす原因のひとつ。この乾燥をケアするのに有効とされているのが、保湿成分である「セラミド」です。セラミドの働きが、どのように敏感肌改善に繋がっていくのでしょうか。

乾燥が敏感肌を引き起こす

敏感肌

肌の乾燥は、角層にダメージを与えます。角層は角質細胞が積み重なって構成されており、その間をセラミドなどの細胞間脂質が埋めています。乾燥が進むと、この細胞間脂質が減少し、角質細胞と角質細胞の間にすき間ができてしまい、外側からの異物が肌内に入り込みやすくなります。その結果、肌荒れやかゆみといったトラブルが起こりやすくなり、また、少しの刺激でも敏感に反応しやすくなるのです。こういった、乾燥によって引き起こされる敏感肌を「乾燥性敏感肌」と言います。

乾燥性敏感肌の特徴

敏感肌

乾燥性敏感肌の大きな特徴として、次の3つが挙げられます。

バリア機能の低下

上記にある通り、乾燥が進むと細胞間脂質が減少し、角質細胞同士の間にすき間ができてしまいます。皮膚の一番外側にある角層は、ほこりや菌、気温の変化といったさまざまな外的刺激から肌を守るバリアの役割をしているため、この角層内がすき間だらけになると、バリア機能が低下し、刺激を受けやすい肌になってしまうのです。

潤い保持力の低下

細胞間脂質が減少して角層にすき間ができると、外部からの異物が侵入しやすくなると同時に、肌内の水分も外に流れ出やすくなります。この状態では、どんなに保湿をしてもすぐに水分が蒸発し、乾燥は解消されません。

かゆみ

乾燥性敏感肌が改善しにくい理由のひとつに「かゆみの発生」があります。バリア機能が低下し、少しの刺激でも反応しやすくなっている肌は、炎症も起こしやすい状態。炎症が起き、かゆみが発生すると、つい掻きむしってしまいます。この掻く行為によって皮膚の表面に傷がつき、さらにバリア機能が低下する…という悪循環になってしまうのです。

乾燥性敏感肌が気を付けたい日常ケア

敏感肌

乾燥性敏感肌の方は、肌のバリア機能が低下した状態です。ピリピリ感などの刺激を感じやすく、それが乾燥性敏感肌のさらなる悪化要因にも。バリア機能の低下を防ぐためにも、日常のケアから気を遣いましょう。
たとえば、洗顔時の過度の摩擦。汚れやメイクをしっかり落とそうとつい強く擦ってしまいがちですが、これは角質へ不要な刺激を与え、さらなる肌環境悪化・乾燥にも繋がります。これは入浴時に体を洗うときも同様。さらに、洗い流す際に、熱すぎるお湯を使うと、肌の保湿成分を奪ってしまい、これも乾燥の原因となります。ぬるめのお湯で洗い流すようにしましょう。
また、日中の紫外線も、乾燥性敏感肌をさらに過敏にする要因に。紫外線によるダメージは角質を厚くすることで、さらなる乾燥を招く恐れもあります。そのような紫外線のダメージを念頭に置いた万全のUVケアも大切です。

監修医紹介

高輪皮膚科・形成外科 院長 小林しのぶ先生

アイテム1

アトピーなどの皮膚疾患の診療ほか、しみやシワ、たるみといった美容面での皮膚診療まで幅広い分野を専門とする小 林先生。長年の皮膚科・皮膚外科の診療経験を生かし、さまざまな患者の悩みに応えています。

高輪皮膚科・形成外科
〒108-0074 東京都 港区高輪2-16-49

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